作ったもの

2012/04/03

「フォルマント」について調べてたので、「母音」の生成実験。
サイン波をC4(256Hzあたり)からC8(4096Hzあたり)まで並べてみたら案外手ごたえがあった。FL Studio使用。
しゃべるとこの仕組み。
1)MIDIのC4(256Hz)をベースに倍音をピアノロールで並べる(C5,G5,C6,E6,G6,A#6,C7,D7あとは適宜)。
2)フォルマントの資料と、AquesToneVSTi(いわゆる「ゆっくり声」)の母音が出すスペクトルを眺める。
3)和音のスペクトルがAquesToneの出力に似るように、各音の大きさ(note onのVelocity)を調整する。だいたい8から80ぐらい。
4)アイウエオが完成!フォルマントとずれた小さい音の音域でも削除せずにしっかり鳴らすのが大事らしい。
5)ちょっとさびしい気がしたので伴奏つけて和音丸ごと音程を動かして歌っぽくした。ちなみに最後は倍音を1オクターブずつ削ってる。
子音や発音中に変化する母音はムリ。FL Studioユーザーなら下の画像から読み取れる…。と思う。
シンセ使いこなしてる人から見ると「何を馬鹿な無駄なことをやってるのか」と思うかも知れない。

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