Image-line社が無料配布しているVSTiプラグイン。
音作りはできないが、''プリセットが4,294,967,296個ある''のが特徴。……「Ogunという別のシンセサイザで誰かが作ったプリセットを利用する」という形を取っているが、何かリソース見る限り各音のクレジットや説明文含めどうも自動生成っぽい(presetのAuthorが4名で1プリセット1秒で作成したとして1073741824秒≒34年間、FL Studioのリリースより前から不眠不休でプリセットを作成した可能性ももしかしたらあるかも知れない。ちなみに"\FL Studio 12\Plugins\Fruity\Generators\Autogun\Data\Random pad"以下はplain textのようなのでASCII(多分ShiftJISは可)で追記すると結構柔軟に処理したりなんかもするようだけどナイショというか危険)。
Ogunは「金属的な音」を得意としてるらしいので、Autogunもそういう音が多いのが特徴みたい。

以下はマニュアル( https://www.image-line.com/support/FLHelp/html/plugins/Autogun.htm )の翻訳。

*Autogun
Autogun。それは、音の世界における、前人未到の宇宙です。シンセサイザーである「Ogun」プラグイン、エフェクトプロセッサである「Soundgoodizer」プラグインを基に作られた4,294,967,296(四十二億、九千四百九十六万、七千二百九十六)個のプリセットが標準装備されています。プリセットの多くは文字通り未だかつて人類が耳にしたことのないものでしょう。
// 訳注:
// "man/woman"のジョークを日本語訳するのが可能かは検討の余地がある。Autogunを使いそうな職種で-manとか女性系が-essになるのがあれば収まりがいい。

|BGCOLOR(#666):|BGCOLOR(#666):|BGCOLOR(#666):|c
|>|>||
|>|>|BGCOLOR(#fff):|
|BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#999):|BGCOLOR(#ccc):|c
||||
|&br;<&br;|''プリセット名''&br;作者&br;説明|&br;>&br;|
||CENTER:<- Preset selectors ->||
|BGCOLOR(#666):|BGCOLOR(#666):|BGCOLOR(#666):|c
|>|>|BGCOLOR(#ffffff):CENTER:AUT(&color(#6cc,();○&color(#6cc,));)GUN&br;Volume|
|BGCOLOR(#966):|BGCOLOR(#fff):|BGCOLOR(#996666):|
|>|>|BGCOLOR(#966666):CENTER:&color(yellow,_);&br;Magic|
|>|>|BGCOLOR(#966666):&color(#ccc,(?));&br;Options|
|>|>||||||||||||||||||||&br;||||||||||||||||||||

**オプション&コントロール
-Preset selectors - 4,294,967,296(四十二億、九千四百九十六万、七千二百九十六)個のプリセットを選択します。ガンガンクリックしましょう。
-Volume - 0%から200%。音量です。ギターアンプのボリュームで言えば20に相当し、最大音量11のアンプより9も大きいので、とてもすごいです(訳注:参考 http://en.wikipedia.org/wiki/Up_to_eleven )。
-Magic dust - 0%から100%。魔法の粉なのですごいです。Soundgoodizerを利用しています。
-オプション
--Enter preset number - プリセット番号を入力します。コピー&ペーストも可能です。プリセット番号は各プリセットを表し、1から4,294,967,296(四十二億、九千四百九十六万、七千二百九十六)の範囲です。AutogunのシンセシスエンジンはOgunプラグインのシンセシスエンジンと同じものであるため、このプリセット番号はOgunと共通で使用できます。Ogunの側では「Options>Enter random preset number」フィールドにペーストして利用します(訳注:もしかしたら勘違いかも知れませんが「Autogunプラグインをロードした直後」の状態では、数字と音色のマッチングが怪しい気がしています。数字をカットやペーストする場合は「一度他の音色に変えて数字が変化したのを確認してから」が良いように思います)。「プリセット全部聞いてみれば早い」って?1プリセットあたり1秒、1日24時間聞いたとして、136年ほど必要ですよ!
--Enter preset number - プリセット番号を入力します。コピー&ペーストも可能です。プリセット番号は各プリセットを表し、1から4,294,967,296(四十二億、九千四百九十六万、七千二百九十六)の範囲です。AutogunのシンセシスエンジンはOgunプラグインのシンセシスエンジンと同じものであるため、このプリセット番号はOgunと共通で使用できます。Ogunの側では「Options>Enter random preset number」フィールドにペーストして利用します(訳注:もしかしたら勘違いかも知れませんが「Autogunプラグインをロードした直後」の状態では、数字と音色のマッチングが「実用上困難なレベルで怪しい」気がしています。さしあたって手元のFL12.4環境では「音色選択>プロジェクトとして保存>プロジェクトロード>音色をSELECTORで右、左として再度選択」すると「元と違う音になって、セットした音色の番号が何だったか復元できない」とかいうことが起こったりします。プロジェクト保存前にAutogunの音色番号をメモなりProject infoなりに控えておくのが安全かも知れません)。「プリセット全部聞いてみれば早い」って?1プリセットあたり1秒、1日24時間聞いたとして、136年ほど必要ですよ!
--Processing quality - interplation(補間率)を設定します。出力品質を既定の選択肢から選びます。
--About - About Screenを開きます。
--Visit our Website - www.image-line.comを開きます。
**パフォーマンスの最適化
AutogunのCPU負荷は一般的に大きくありませんが、リアルタイム再生の際、CPU負荷が大して上がっていないにも関わらず音飛びが発生することがあります。これはAutogunのCPU使用率が一定でないためです。この現象はAutogunが倍音を処理する際に使用するFFTアルゴリズムに由来するものです。Autogunは通常、高めの「richness(Ogunのマニュアル参照)」設定を使用しますが、パッチによってはこれが(CPU負荷低減のため)低めに設定されています。利用したいパッチで問題が起きた場合、buffer latencyを増やすと解決する場合が多いです。それで解決しない場合は、まず涙を拭って、そのパッチを放り出して、別のパッチを使うことを検討しましょう。選択肢はまだ四十二億……ばかり残っているのですから。
**プラグインクレジット
Code & GUI: Didier Dambrin. 
VSTi Port: Reflex. 
Presets: Ginsu, The Enforcer, William P, donatello. 
Inspired by: PADsynth by Nasca Octavian Paul. 
**関連項目
【Image-line】【FL Studio】【Ogun】【Soundgoodizer】

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