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Low Frequency Oscillator。低周波発振機?
DAWとか呼ばれる音楽系ソフト、特に「シンセサイザー」と呼ばれる場面で、よく何の説明もなくLFOという言葉が出てくる。
「オシレータ」が発振する機械。
発振とは振動を発すること。
DTMの文脈だと、音の振動に相当する信号を出す回路がオシレータで、LFOはオシレータの特殊なものという位置づけになる。
そもそも人間の場合、20Hzから20000Hzぐらいの振動を「可聴音」と言って、鼓膜なり三半規管なりが感知できるとされている、
通常のオシレータが生成するのはそういう振動。LFOはそれより遅い振動を発生させる。
例えば1Hzで振動するLFOと、音を出すフツウのオシレータを組み合わせることで、例えばオシレータで発生した音を1秒ごとに「左右に揺らしたり(PAN)」とか、「音程を上下させてビブラートのようにしたり(Pitch)」とかいうことができる。
ちなみにオシレータとオシレータを組み合わせると「音色」が変化する。
あくまで「20Hzぐらい」なので、使い方とかつなげ方とかによって、LFOとそうじゃないオシレータの境界はあいまいなものであっていいような気がするけど、フツウは専用のつまみが付いてて何の説明もなく「LFO」と書いてたりするようだ。
LFOの周波数をがんがん上げていけば20Hzをこえた当たりからフツウのオシレータと同様の意味を持ってくるんだと思うけどそのあたりはまだ良くわからない。