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vsqxファイルで使われるXML要素の一つ。
-いわゆる「効果音」のトラック。即ち「Vocaloid3 Editorのトラックエディターの上の、歌唱トラックの下にある、ブレスなどの音声データ参照を複数箇所に配置する『WAV(Mono)』と書かれたトラック」に相当し、それらの情報が一切合財このXML要素に記録される。
-vsqxファイルのルートノードである「vsq3」直下に「必ず、1つ」配置されることが経験的に知られている。
-WAV(Stereo)との使い分けは、当然だが、StereoかMonoかの違い。ブレスの音声は歌手と共に左右に動かせるとうれしいかも知れない。
-トラック上には「パート」が複数配置される。これは「wavPart」要素で表現される。配置されない場合はwavPart要素が一つもなくなる。
|>|>|>|BGCOLOR(#999999):|
|>|>|>|BGCOLOR(#ccccff):|c
|seTrack|vsq3|wavPart*|効果音WAVトラック関係っぽい。&br;画面上では「Track(Mono)」に相当して主にブレスで使われる。|
|>|>|>|BGCOLOR(#9999ff):|c
|wavPart|seTrack|posTick/playTime/partName/comment/&br;sampleRate/sampleReso/channels/filePath|効果音WAVトラックにある「パート」。&br;Editor3.0.4.0でWAVコピーした場合「./filename.wavparts/」を作って&br;そこに*.wavをコピーしてそこにリンクする仕様みたい。|
//イマイチ見づらかったので保留
//|>|>|>|BGCOLOR(#9999ff):|c
|posTick|wavPart|数値|未調査。多分このパートの再生開始タイミングを表すTick数。|
|playTime|wavPart|数値|未調査。多分wavの再生時間に相当するTick数。|
|partName|wavPart|CDATA|デフォルト'NewPart'&br;Track Editor上の表記。|
|comment|wavPart|CDATA|デフォルト'New WAV Part'&br;コメント|
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):|
|sampleRate|wavPart|数値|サンプリング周波数。&br;'44100'Hz等。3.0.4.0のマニュアルによれば対応しているWAVファイルの&br;サンプリングレートの種類は44.1、48、96KHzの3種類|
|sampleReso|wavPart|数値|量子化ビット数。&br;'16'bit等。3.0.4.0のマニュアルによれば対応しているWAVファイルの&br;量子化ビット数は16ビットのみ|
|channels|wavPart|数値|1=Mono&br;seTrackの文脈では1固定なのか、元データのことかは不明。|
|filePath|wavPart|CDATA|WAVデータのパス。&br;相対パスで書いてある場合は./filename.wavparts/をカレントとして見るみたい。&br;CDATAにデータ丸ごと埋め込んだりするワザがあるかは不明だけど&br;少なくともVocaloid EditorのUIからは不可能でサポート外な気がする。&br;やるとしたらxmlとかディレクトリごとアーカイブしちゃうとかの方が楽?|
**関連項目
【vsqx】