FL Studio

Fluity LoopsとかいうDAWの後継。ヨーロッパにありがちな「ダークグレイのデスクトップでMDIで独自Widgetばりばり」なインターフェイス。かっこよさより使いやすさを考えられてるようで、わかれば使いやすいという印象。まともに買うと$400近い。

日本語ヘルプ

ヘルプは国内代理店のフックアップ社が日本語化してて、しっかり(時々1項目丸ごと落ちてたりするけど)訳されている。
製品のアップデートはImage-Line頼みみたいだけど、Image-Lineで製品登録しておくと「日本語版パッケージを買った人」として登録されて、日本語ヘルプファイルのアップデートもImage-Lineからダウンロードできたりする。プログラムのアップデートもあるけど、全く翻訳対象になってないので、代理店のサポート云々はよくわからないけど、英語版環境の配布物そのものが手に入るのである意味問題ない。

本家はチュートリアルとかがビデオになってたりして、Youtubeのチャンネルでそこそこ頻繁に更新されてるけど、そういうのは日本語されてない。とはいえ英語でもライブパフォーマンスばりに操作手順を省略なしに見せてくれるのもあるので見ごたえがあると思う。逆に、英語ネイティブでもあの情報量とテンポでは一回では理解できないような気もする。

日本には「DTM製品のビデオ教材専門の業者さん」とかもいてFLStudio版教材とかもあるらしい。手作り感がある感じだけど、他の製品のビデオチュートリアルとかも作ってるとこで、「深い知識で初心者向けにしっかり教えてくれてる」感じ。無料で見られるとこしかみてないけどね。

FL Studio mobile

iPhone用iPad用にFL STUDIO mobileというのが出ている。こっちはカスタマーレビューの評価はあんまり高くないけど、要は「音作りができない(シンセサイズできるものはなくて音源は本家のDirectWaveみたいなののみ)」、「(ボクの好きな)Image-Lineの製品じゃない」という2点が問題みたい。要は「FL Studio mobileはFL Studioじゃない」ということが問題にされてるだけで、別に悪い製品じゃない気もする。

Music Studio(Xewton Music Studio)というiOS用DAWとよく似ていて、開発はそこがやったとのこと。Xewtonの方が一般に機能が上だけどFL Studio mobileはFL Studioの顔である「ステップシーケンサー」がある点と、「テキトウに作ってPCのFL Studioに持ち込んで仕上げる」という点に於いてはFL Studio mobileが有利。

ドラムキットはFL Studio(のDirectWave)のデータと互換性あるみたいなので、外で音源を調達することもできるっぽい(持ち込みはまだ試してない)。
あと、個人的には「どのタブにいても再生/停止ボタンが押せる/ヘルプ画面が暴発しない」のが地味ながら重要度が高くて、これのおかげでテンポよく進められると思う。

FL chan

イメージキャラクター。開発者のgolという人が初音ミクっぽいキャラが欲しいと発言したのを受けて日本のユーザが画像提供したのだとか。FL Studio10のDemo版インストールしたらデフォルトの背景がFL chanだった。FL Studioを前から日本で使ってるユーザー層ってのは「アニメは小学生で卒業したぜ、オトナはニッチな洋楽」とかいう人たちなのか、あんまり評判がよろしくないらしい。
デモソング(Cool Staff)の中にFL chanという楽曲があって、専用のビジュアル系プラグインで踊ってくれる。FL chan関係ないけどデモソングの中にはボーカル初音ミクのもひっそり入ってたりする。

機能

大元はどうも「リズムマシン」だったということらしくてデフォルトは「ステップシーケンサー」っぽいインターフェイス。そこから機能拡張やってるうちにDAWとして一通りの機能をそろえたということらしい(その過程で名前もFruity Loops->FL Studioとなったみたい)。

FL Studioの開発をしてるImage-Line社は、単体で動くVSTi(DAW用プラグイン規格)/DXi(Windows用)/au(MacOSで標準なプラグイン規格)のプラグインも作ってるとこで、FL Studioの「音源(Generator)」とか「エフェクタ」もほとんどがプラグインの形で提供されている。
各プラグインは、VSTとして動くのもあれば、FL Studio独自のもある。
「VST版もあるけど本体と別売りになってたりするもの」もあって、「製品版を買ったけど何が使えるか」というのは結構ややこしい。Image-Lineにユーザー登録すると何がライセンスされてるかというのが一目でわかる仕組みが提供されてる。

FL Studio自体もVSTiプラグインになって外から呼べたりする。

ライセンス

フリーのデモ版があって、機能制限は「一通り編集、保存はできるけど製品版じゃないと開けない」という何ともブチ切った仕様らしい。購入する場合、
一番安いの(FL Studio Express Edition)が$49.00。
一番高いの(FL Studio Producer Edition)が$199.00。

さらに、プラグインの有無で価格帯が違って、一番高いプラグイン全部入り(FL Studio + ALL Plugins Bundle)が$893.90。

必ずしも安くはないけど、永久無料バージョンアップ保証がある。これは結構とんでもない話。

フリー版ではプロジェクトが開けないだけで原則なんでもできる(一部のデモ版プラグインは音が定期的に止まるとかもある)。
プロジェクト開けなくても「Waveとかの出力はできる」ようなので、お試しから一気に曲を作ってWAVできたらプロジェクトは使い捨てという用途でも充分すぎる使い応えがある。何しろ「起動してから音が出るまで世界最速」とか「脳内イメージの実現速度も最速」とか。

メモ


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