Sound PooLのジャンル(?)

70年代国産ロボットアニメ主題歌風楽曲。
応用は利きにくいが、叩き台にして素材を補って自分で歌えば多分よし。
非常に単純な素材が多いようにも思えるがアニソンの作りを理解するには良いのかも知れない。Sound Poolはこのへんから国産らしい。

アニソン系Sound PooLの他の音楽素材は往々にして

  • テーマ_Intro
  • テーマ_Verse
  • テーマ_Main

等に分かれているのに対し、Battligerは1つにまとまっている。
とはいえ自動生成すると混沌とした曲になりやすいような気もする。

バトライガーのテーマ

AH Software社が販売するSound PooLに収録されているデモ曲。
Battliger」と名の付く素材はこの曲の部品だったものと思われる。

70年代国産ロボットアニメ主題歌風。

パッケージこそバトルスーツ弦巻マキだが、バトライガー世界の設定資料とかは多分どこにも存在しない。あらまぁガッカリ。

作詞清田信雄
作曲駒形めぐみ
影山一郎
形式/品質Hi-Fi Sound:Wave形式(16-bit/44.1kHz/Stereo)
BPM150
コードCm-D-Eb-Fm-G-Ab-Bb

素材

パッケージスペック

Bass105
Bell0
Brass329
Chorus0
Drums36
Efx6
Glocken0
Guitar84
Harp0
Key Board0
Marimba0
Orchestra Hit0
Parcussion6
Strings147
Synth0
Timpani56
Vocal9
Voice Efx0
Wood Wind0
ファイル数778
キーCm

BPM.inf

[Tempo]
BPM=150

[HarmonyTable]
Scale=c

Sample1=c
Sample2=D
Sample3=Es
Sample4=f
Sample5=G
Sample6=As
Sample7=B

Sound PooLの素材に関するメモ

Sound PooLの、特に国産のものに関しては「(公式見解がどうあれ)AHSが販売するMusicMakerで扱うことを想定したつくり」になっているようで、「I-VIIの調それぞれ(場合によっては違うメロディで)サンプリングされた素材になっている一方、いわゆる「アシダイズ」はされていないのでさしあたって自分に関係あるところでは「FL Studioで使うのには不便」。MMMXの機能で音声ファイル自体にテンポ情報とかを与える方法があるかは不明。

FL Studioでやる場合は、Sound PooLの各ディレクトリにある*.infがテキストとして読めるので、テンポ情報を見て、

FL Studioに設定、EdisonでSound PooL素材を開いて、(.wavなら)BPMが表示される部分を右クリックでる「Sample Properties」ダイアログで、TEMPOのとこの「Defaultボタン」を押し。これだけでBPMとbeatsが合う。合わなかったら手で入力。で、ダイアログでAccept。この状態でどこか別のディレクトリに保存。

という作業を手で行う。これで格段に扱いやすくなるはず。

理論上は自動化できるはずだけどそういうツールは手元にない。WavだけならCとかで書けなくもない気がするけどoggとかmp3とかの技術情報を調べるとこからやるほどの動機はないの手でやるのが現実的。ここまでわかれば「そのとき使う素材」だけ手でやってもいいかも知れない。よく使う素材集ならそのうち変換済みのが増えるし、使わない素材集ならやる必要もない。

Edisonの「PABC」みたいなボタン(Regionsボタン)のとこをうまく使うと、素材的により扱いやすくなる。一拍目がファイル先頭じゃない素材の「一拍目」をさがして緑の「First Downbeat」をセットしておくとFL Studioで扱うのは楽になる気がする。
1小節程度単位でMarkerを付けとくと、Play Listを見たとき気分が楽になるかも知れない。
あとループする素材はLoopマーカーをつけたり、ループしない素材はLoopマーカーを削除しとくとかやると精神衛生上よさそうだけど1ファイル=1ループで意味があるかは知らない。

上記ダイアログのSamplerのとこをうまいこと書いておくと、「Sound PooLの音程付き素材の7ファイルセット(*_1.wavから*_7.wav)をまとめてDirect Waveにドロップすると一瞬で「7キーでコード進行できるサンプリングシンセ」とか作れるようになるみたい。Cmのバトライガーなら*_1のMiddle noteをC4とかにとかやっていく。

とかいうあたりで調査の気力は尽きた。
「Wav扱える人」というのは地球上には結構いるはずなので、そういう人は上の説明を読むまでもなくこういうことをやれるはず。

関連項目

【Sound PooL】


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Last-modified: 2014-08-18 (月) 22:05:44 (3541d)