元となる(一般には複雑な)音にフィルタを掛けて音作りをして行く方式。
シンセサイザの種別。

主に「(理想的には倍音成分を全部含んでる)ノコギリ波」から特定周波数の音を引いて音作りをする、というタイプのシンセサイザに使われる言葉みたい。

原理的には別にサンプリング音を原音にしてもいいと思うし、広義には特定の波長を抑制して、例えば「ボーカルが主に使う周波数帯」を消したりとか、「右の」ギターの音だけ消したりとか、フィルタの仕方は問わないようにも思える。
Harmlessなんかは「ノコギリ波を生成する前に特定のサイン波を引いちゃう」とかいうデジタルぶりを売りにしてるらしい。

多分「これは○パスフィルタ(周波数「帯」で引いてる)」、「これはイコライザ(大きくもするけどやっぱり周波数「帯」で引いてる)」、「これはビットクラッシャー(LFOで引いてる)」とか、「これはsubtractive synthじゃない」とかいろいろ薀蓄もあるんだろうとは思うけどその辺の意味づけやニュアンスは製品での定義とかメーカーのBuzzWordとかユーザーの慣習とかエヴァンジェリストの勢力図的なものな気もする。

とにかく「何か引く」のが減算合成方式

関連項目

加算合成方式


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Last-modified: 2012-04-12 (木) 03:35:42 (4415d)