FL Studioの機能の一つ。

基本機能は1つのチャンネルになって複数チャンネルにMIDIノートを渡すこと。渡す際に、特定のMIDI noteを特定のチャンネルに充てたり、ランダムで1チャンネルに充てたり2つに充てたりとかもできる。

Layerでつけた名前はChannel Window&Step Sequencerのウィンドウの左下に出てくるレイヤフィルタとして利用できる。フォルダみたいに考えていいのかも知れない。

わかりやすいところでは「1つのLayerにFLのデフォルト設定で出てくるKick Snare Clap Hihatの4つを子チャンネルとして登録」して「4種類のMIDI noteをそれぞれ各チャンネルに割り振る」と、「ドラムキット」に相当するチャンネルができる。
割り振る操作(Split Children)はデフォルトではMIDI noteのC5から順にC#5, D, D#5と割り振られるが、これのリマップは良くわからない(できることはできるが渡す先でどうかシャクされるかとか、確実にやる方法とかがまだよくわからない)。

参考

チャンネル(Channel)として使用するものの一種であるが、ブラウザとかには出てこないようなので、「Plugin」という分類ではないっぽい。

マニュアルの目次では「レイヤー設定」と表記されていて、またPatcherプラグインの説明中では「Fruity Layer」という表記が使われていて名称がちょっと流動的な感じ。

「ランダム(Random)」は「よく似たサンプリングのキック音の複数チャンネルを子チャンネルにしてランダム使うと人間っぽくていいんじゃない?」とかいう用途が想定されているらしい。

Split Childrenしないデフォルト状態では全部の子チャンネルに同時に信号が行くので、これによって「とにかく音が大きくなる楽器のユニゾン」とか「打楽器のアタックを持つ弦楽器の作成」とかにも利用されてるようだ。

チャンネルではなく、プラグインの単位でもっと複雑な組み合わせをするための「Patcher」というプラグインもある。

対応バージョン

ちゃんと調べてないけど基本機能なのでFL Studioであれば多分だいたいあるんじゃないかと思う。

関連項目

Patcher


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Last-modified: 2012-03-16 (金) 12:49:23 (4442d)