一般的な意味でのミキサーについては「ミキサー」項を参照。まだないけど。
ここではvsqxファイルのXML要素'mixier'について記述する。
vsqxファイルで使われるXML要素の一つ。
- Vocaloid3 Editorの「ミキサー」UIの画面要素とほぼ1vs1対応した設定データ。
- vsqxのルートノードである「vsq3」直下に、「必ず、一つだけ」配置されるものと思われる。
- プラグイン情報もここに書き込まれるが、プラグインの設定を行うと//vsqx/aux要素でもデータが変化するので、そのあたりを突っ込まないと利用は難しいかも。
- Yamaha以外のVSTに関する情報もここで管理されている可能性が高い(と思うけど未調査)。
entity名 | 親ノード | 子ノード | メモ |
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mixer | vsq3 | masterUnit/vsUnit+/seUnit/karaokeUnit | ミキサ全体に相当。 vstPluginをつかうと該当*Unit要素にvstPlugin要素が追加されるみたい (詳細調査は保留)。 設定値はaux/content以下のCDATAに「も」書き出されてる ようだけどそっちの解読はかなり気力と時間が要りそう。 |
masterUnit | mixer | outDev/vstPlugin/retLevel/vol | 詳細は未調査。 |
vsUnit | mixer | vsTrackNo/ inGain/sendLevel/sendEnable/mute/solo/pan/vol | 1歌手トラック分のミキサ設定 MixerUIとほぼ1vs1対応してるようだ。 |
seUnit | mixer | inGain/sendLevel/sendEnable/mute/solo/pan/vol | SE(SoundEffect=効果音=Wav(Mono))トラックのミキサ設定。 詳細は未調査。 |
karaokeUnit | mixer | inGain/mute/solo/vol | Karaoke(=伴奏=Wave(Stereo))トラックのミキサ設定。 詳細は未調査。 |
vstPlugin | (master)Unit | vstPluginID/vstPluginName/vstSDKVersion/ vstParamNum/vstParamVal/ vstPresetNo/enable/bypass | ミキサの各要素にvstPluginを適用時に現れる要素。 |
vstPluginID | vstPlugin | CDATA | 'vx21'=V3Reverb など。 |
vstPluginName | vstPlugin | CDATA | 'V3Reverb1'など、UIへの表示名と思われる。 |
vstSDKVersion | vstPlugin | 数値 | '2'
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vstParamNum | vstPlugin | 数値 | '3' 以下に続くvstParamValの要素数と思われる。 |
vstParamVal | vstPlugin | val* | VSTpluginの設定値(value)と思われる。 |
val | vstParamVal | 数値 | '8388608' 等。範囲や意味は不明。多分各Plugin依存 |
vstPresetNo | vstPlugin | 数値 | '0' プラグイン固有のpreset番号?Reverbの'Room'とかに相当? |
enable | vstPlugin | 数値 | 多分、'1':有効/'0':無効 |
bypass | vstPlugin | 数値 | '0' enableとの使い分けよくわからず。 |
関連項目
【vsqx】【ミキサー】【VST】