プリセット

2.66

Ambient

空間をパーティクルが動き回るタイプのパターンが多いです。
実質上、「fLuids」エフェクトのデモとなっています。

Cubes and Spheres

「CubesAndSpheres」エフェクトのデモです。

Effect tutorials

主にFL20.7でMiscカテゴリに追加された非ビジュアルなエフェクト群、「ParamLink、ParamLinkCache、ParamMorphTarget」の３つのエフェクトの使い方のデモです。

Fog Machine

「FogMachine」エフェクトのデモです。
「色の自動変更」や「テクスチャ指定時のニュアンスの変化」が見られます。

Old School

「ReactiveMob」、「ReactiveFlow」といった「単体で完成されていて扱いが難しい」感じのエフェクトの、利用例となっているようです。

「この２つのエフェクトのデモ」という側面以外に、「同じエフェクトなのに、組み合わせとパラメータでこんなに印象が変わる」というあたりに注目すると、カテゴリにまとまっている意味が、違って見えてくるんじゃないかなと思います(個人の感想です)。

全体として「音に反応して派手に動く」傾向にあるプリセットが多いかと思います(音がないと何だかよくわからないのもあります)。

「Old School」は「昔風(むかしふう)」みたいな意味かと思いますが、音楽ジャンル名と結びつきがあるかはよくわかりません。
個人的には、「32bit CPUや浮動小数点演算装置がまだ珍しい時代」、「MegaDemoがフロッピーディスクで配布されてDOSで動いていた時代」の文脈での「すごいＣＧ」風かな、と思います。

Text and Background Image

「静止画像＋ピークエフェクトのアニメーション＋テキスト」という、シンプルな構成の中で可能なバリエーションを示すデモになっています。
HTML text中の[author], [title]などの値は、FL Studioの「OPTIONS->Project info」画面で設定してある値を利用します。

Vector Art

Postprocessカテゴリの「Projection」エフェクトを利用して「画面はめ込み」を行うプリセット群です。
機能デモ的な側面が強いと思われますが、はめ込み先の画像素材がしっかりしているので、映像作りにこだわりがあるのでないなら、そのまま使うのも悪くないと思います。

Wizard

Wizardプリセット群は、ZGameEditor Visualizerの「Wizard機能」から利用することができ、その際、Wizard画面から表示したいテキストや画像を指定するだけで（それなりの）動画となります。一部のデータは、FL Studioの「OPTIONS->Project info」の設定(Author, TITLEの値等)と連動しているようです。

注：FL20.1.1現在、Wizard機能は"beta"とされています。UIもプリセットも激しく更新されているようで「HUDカテゴリ」のエフェクトを利用したものが激増したほか、削除されたプリセットもあるようです。

他のプリセット同様、WizardのUIを通さずに手作業で利用することもできます。性質上、「機能デモ」としての側面よりも「無改造で即使えるプリセット」として作りこまれた側面が強いプリセット群となっています。逆に、作りこまれている分、「ここだけちょこっと変えたい」と思ってもカスタマイズは結構難しいと言えるかもしれません。

X Cynex

Cynex氏の手でデザインされたプリセット群です。
そのままでも見栄えがするプリセットがそろっています。
が、このカテゴリのプリセットは特徴は、その多くが「見栄え」を「作りこまれた１つのエフェクト」を使うのではなく、「単体では渋めのエフェクトをBufferBlenderで組み合わせる」ことで作り出している点かと思います。
比較的複雑なプリセットが多いかと思いますが、構造や各エフェクトの使われ方を研究してみると、得るものが多いんではないかと思います。
ちなみにCynex氏は、BufferBlenderを作った人です。

X Square a Saw

X Cynexカテゴリとは対照的に、「To Bufferの機能を使わない」プリセット群です。
「かっこいい静止画をベースに簡単なピークメーターのエフェクトとテキストをプラスする動画」の作り方のデモ、と考えてよいかと思います。

「とにかく音楽を動画サイトで共有したいのであって、自力で凝った動画を作るのは二の次」という需要に応えるものだと思います。一方、全体の印象が「素材となる静止画」に依存するので、自力にせよ他力にせよ「静止画の調達」のノウハウが必要かも知れません。
ちなみにカテゴリ名の「Square a Saw」もプリセット製作者(FLユーザーのミュージシャン)の個人名のようです。ニュアンスはよくわかりません。

X StephenM

StephenM氏によるプリセット群です。
そのまま使ってもいいんですが、カテゴリの傾向としては「がりごり作りこみ」よりも「少ない手間でそこそこの成果を得るバリエーション」のデモといった印象を受けます(個人の感想です)。
そういった用途で、「ひと手間」加えるのに向いたエフェクトの使い方のデモと言えるかも知れません。

Default

ZGameEditor Visualizerをロードした時に読み込まれるデフォルトのプリセットです。

「エフェクトが何もない」というプリセットですが、「いじくり回しているうちにわけがわからなくなったときにリセットしたい」時に重宝します。
一般論ですが、プリセットを読み込むと「全レイヤのエフェクトをリセット」するだけでなく「Settingsタブでいろいろ設定したもの(画像とか歌詞とかビデオキュー情報とか)」も全てきれいさっぱり消える点は注意しておいた方が良いかもしれません。

関連項目

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